慶應義塾高校の野球部監督・森林貴彦さんってどんな人?

慶應高校(慶應普通部)が甲子園でサヨナラ勝ちを収め、話題になってますね~。

中等部の授業で野球があった時、「あんなよく分からんスポーツは嫌いだ!」なんて言ってましたが、今は次の試合を見たくてたまらないみたいです。

このあたり、息子も慶應生マインドを育ててきてるのかな?

 

慶應高校野球部の森林貴彦監督とは?

そんな慶應高校を春夏連続で甲子園に導いたのが、森林監督。

実は森林監督、慶應幼稚舎の先生でもあるそうです。

午後3時までは幼稚舎で普通に先生をし、その後日吉に向かって野球部の指導をしているそうです。

なんともパワフルな人ですね~

一体どんな先生なのか調べてみたら、かなり考えた指導をされていました。

技術指導ではなく、生徒指導を行う

森林監督は、幼稚舎の先生と野球部監督という2足の草鞋を履いているので、そもそも充分に技術指導できません。

そこで、技術指導は学生コーチに任せているそうです。

ちなみにこの「学生コーチ」というのは中等部でもいて、しかも野球部だけでなくサッカー部や陸上部など、様々な部活で活躍しています。

これが慶應の伝統なんでしょうか?

早稲田とか筑波大付属とか、他の中学や高校の現状を知らないのでわかりませんが、慶應ではごく普通の事なのです。

じゃあ森林監督は何を見ているのか、というと、生徒の個性や考え方などをじっくり見ているそうです。

雑誌の取材では

「僕は小学校で教壇に立ち続けてきました。そこでは生徒一人ひとりの行動を見ることを大切にしてきました。
高校の監督就任に当たっても、グラウンドに立てる時間が少ない分、練習指導は学生コーチに任せて、
僕はとにかく選手の人間的な本質を見ることに時間を割いてきました」

とおっしゃっていました。

この「生徒を良く見る」ことが如何なく発揮されたのが、北神奈川大会決勝です。

先発した慶應高校のエース生井惇己くんが、リードして迎えた試合終盤、

ライト守備からの再登板を打診された際、

「もう投げられません。無理です」

と言ったそうです。

うろ覚えですが、松坂投手と投げ合ったことのある日テレの上重投手(元PL学園)は、肩を壊しても投げ続けたため、大学では今一つだったように記憶してます。

それに比べエース生井投手の潔さ。

普通、「エースが投げなくてどうする!行け!!」という場面ですが、森林監督はこの言葉を受け入れました。

これは森林監督が生井という選手、いや生徒をきちんと見ていたからこそ。

野球のコマではなく、一人の高校生・生井の本音と限界を、きちんと測れたからこそなのでしょう。

 

選手の性格、特徴、考え、体調、プレースタイル、感性……球児としてだけではなく、1人の人間としての本質を見抜く。

だからこそ選手は監督を信頼して何でも話すし、チームにいい雰囲気が出来ているのだと思います。

これこそが、慶應野球なんでしょうね!

 

慶應高校が目指す野球とは?

では、慶應高校が目指す野球って何なんでしょう?

プロ野球選手を作る…ではないことはわかりますが…

そこで慶應野球部のホームページを見てみたところ、森林監督のこんな言葉が掲載されていました。

慶應義塾は「全社会の先導者」になることを目的の一つとしています。この野球部が高校野球という世界において、先導者になれるよう努めていきます。単に「強いチーム」になればよいということではなく、高校野球界だけではなく広く社会にインパクトを与えるような「いいチーム」になることが務めととらえ、そのための試行錯誤をしていきます。

慶應義塾の野球の底流にあるEnjoy Baseballを大切にし、追求していくことも我がチームの大切な務めの一つです。今のレベルより少しでも上達して高いレベルの野球を楽しむ気概を持つこと、そのための努力や工夫を怠らないこと、部員一人一人が独立していて自分から野球に積極的に取り組むこと、このようなことの積み重ねが、Enjoy Baseballを体現することに他ならないと考えています。

この野球部では両立すべきことがたくさんあります。両立とは複数の要素を高いレベルでバランスよく実践することと考えています。部員たちが、学生の本分である学業と野球の両立を果たすことは大前提です。練習における個人と全体、攻撃と守備、体力と技術、他にはゲーム中の精神面における冷静と情熱など、バランスを取るべきポイントは無数にあるといってよいでしょう。それを個人が、そしてチームが両立できれば、自ずと良い成果に繋がるものと考えています。

毎年、春に、普通部や中等部からの内部進学者、一般入試・推薦入試・帰国子女入試合格者など多様な経歴を持った者たちが、この野球部で高校野球をしたいと門を叩いてくれます。部員は3学年で110名を超える大所帯ですが、部長、副部長、学生コーチと協力して、より良い野球部を作っていきます。Enjoy Baseballを追求していきます。

出典:慶應義塾高等学校野球部ホームページ

まず学業との両立ありき。

そのうえで野球というものを楽しみ、生徒が自主的に野球のスキル・マインド・戦術を高いレベルでバランスよく体得する。

これが慶應野球なんですね。

 

息子の友人も、何人も野球部に入っています。

2年後、きっと森林監督の元で鍛えられるのでしょう。

そうなったら、我が家も甲子園に応援に行きたいですね!!

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